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大阪府羽曳野市
設計者コメント
新築住宅の庭づくりにおいて、
「理想としていた庭のイメージをどのように形にすればよいか」という
ご相談をいただいたことから始まったプロジェクトです。
当初は、他社によるタイルデッキを主体とし、樹木を四隅に配置する構成が検討されていました。
そこで、庭を一つの風景として成立させるため、植栽の役割や視線の流れから計画を見直し、外構と植栽を一体的に再設計しました。
住宅街という立地条件も踏まえ、隣家との視線関係を丁寧に整理しながら、
限られた敷地の中に奥行きと包まれ感を生み出すことをテーマに計画。
高木・中木・低木・グランドカバーを立体的に組み合わせることで、空間に広がりと自然なリズムを与えています。
視線が気になる位置には常緑樹を配置し、やわらかくプライバシーを確保。
一方で落葉高木を取り入れることで、光の移ろいや季節の変化を感じられる庭としました。
中木にはツツジ類などの花木を選定し、四季折々に表情が変わる景色を楽しめる構成としています。
さらに、ブルーベリーなど収穫を楽しめる植物を取り入れることで、眺めるだけでなく、
触れたり育てたりする喜びが日常の中に自然と生まれる自然庭を目指しました。
共働きでお忙しいご夫婦のライフスタイルにも配慮し、景観を損なわない埋設型の自動散水システムを導入。
デザイン性を保ちながら、美しい庭を無理なく維持できる環境を整えています。
視覚的な美しさを丁寧に整えながら、緑に包まれる安心感と心地よい滞在時間を生み出す雑木庭。
季節の変化を身近に感じながら、住まいとともに育っていく風景となることを目指しました。






